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  ★食物アレルギー3
2018年07月11日 (水)

30分間隔などで追加摂取していく通常の食物経口負荷試験(以下、負荷試験)のやり方、これ自体にリスクがあるのではないか?と考えるようになっていきました。

実際、負荷試験の方法を単回摂取に替えてみると、さほど強くない症状が驚くほどゆっくり出現することがわかりました。摂取後40-50分後などというのはざらであり、80-90分後に症状が出ることも少なくありませんでした。安静状態で真の閾値と推定される量が負荷された場合は、必ずしも強くない症状がゆっくり出現するものかと思われました。

我々は、これまで実施してきた複数回摂取の負荷試験で、閾値を大きく超えて負荷してきた可能性を考えなければいけないでしょう。

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