2018年08月28日 (火)
本日の午後はアレルギー外来です。 1日じゅうアレルギーの患者さんを診ているので、何のためのアレルギー外来なのか意味がわからないのですが・・・(汗)。早く解決したい!
本日も4名の食物アレルギーの初診患者さんの予約が入っているようです。 予約ノートに「卵」とか「小麦」とか書かれています。みんな乳児から1歳くらいのようです。
実際に診察してみなければわかりませんが、おそらくはもともとアトピー性皮膚炎をお持ちになる患者さんなんだと思います。もうそういう受診パターンがずっと続いているのです。このことは7月26日の「食物アレルギー12」でも書いたので読んでいただきたいです。
保護者の方が、 「アトピー性皮膚炎と小麦アレルギーがあるので診察を希望します」 となってくれば一歩前進ですね、あと数年でそうなるでしょう。 いつもそうやって変わっていくのです。
さらには、 「食物アレルギーになりたくないので、湿疹を診ていただきたい」 という乳児期早期の受診が増えればステップ2. ステップ3は、新生児期からのスキンケアで湿疹のない皮膚を目指すことでしょうか。 あと10年くらいはかかりそうです。
アレルギー専門医はみんなアレルギー発症予防に必死になっています。 多くの関係者を尊敬しています。
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